コラム

コラム

2015.05.15

抗リン脂質抗体症候群の紫斑性潰瘍に対するバイアグラの有効例

抗リン脂質抗体症候群とは

抗リン脂質抗体症候群とはその名の通りリン脂質に対する抗体による疾患の総称で、具体的には血栓症や習慣性流産を引き起こすことで知られています。主に膠原病であるSLE(全身性エリトマトーデスに合併することでも知られています。 血栓症のため習慣性流産以外にも網状紫斑や皮膚潰瘍等といった皮膚症状も知られています。

抗リン脂質抗体症候群の紫斑性潰瘍にバイアグラが有効であった一例

今回は網状紫斑と足先の皮膚潰瘍にバイアグラ(シルデナフィル)が有効であった一例です。

SLEに罹患し2年のアフリカ系アメリカ人女性でレイノー現象(動脈の血流障害)が時々見られていました。受診2週間前に新しく買った靴を履いたところ痛みとレイノー現象を発症し足指先が黒ずんできました。受診当初は以前から飲んでいた血管拡張剤のニフェジピン30mg/日を60mgに増量し、免疫を抑制するステロイドのプレドニン5mgと免疫抑制剤1500mg×2回/日は継続として治療されていました。しかし痛みの悪化と足指の壊死進行し増悪したため入院加療となりました。

入院時の皮膚症状は左足趾1-2に網状紫斑を認め、第1指は内出血し第2指は爪がはがれ壊死化していました。病理組織上は動脈が血栓化し、フィブリンの析出や炎症の波及はありませんでした。血液検査では抗リン脂質抗体症候群に特徴的な抗体である抗カルジオリピンIgG抗体を認めていました。それ以外の凝固系の異常は認めず、そのため抗リン脂質抗体症候群による血栓性皮膚潰瘍と診断されていました。

入院後の治療は抗凝固薬のヘパリン、免疫抑制剤のプレドニンによるパルス療法(大量療法)にニトログリセリン(血管拡張薬)塗布とニフェジピン120mg増量による血管拡張を行っていますが症状は進行していました。

皮膚壊死に関しては抗凝固薬で更なる血栓を防ぎ、ステロイド、血漿交換、γグロブリン投与で炎症の沈静化を図っていますが改善は乏しかったようです。

そこで第3病日からニフェジピンの代わりにバイアグラ20mgを1日3回投与に変更したところ疼痛が軽減し48時間後に網状紫斑が消失しました。14週に渡り治療を継続し、潰瘍も改善傾向を示し一部組織を失いましたが軽快しています。

考察

血栓性皮膚潰瘍へのバイアグラの作用は以下の通りと考えられます。

ご存知の通りバイアグラはPDE5阻害剤です。PDE5は血管平滑筋や血小板にも存在しており、cGMPを分解し2次的に一酸化窒素による血管を拡張させ、さらに血小板凝集を促します。バイアグラによりそれをブロックすることでcGMPを増やし、カルシウム濃度を低下させ血管拡張を促します。また血小板内のcGMPが増えるとトロンビンによるカルシウム放出が抑えられ血小板の活性が抑さえられます。以上より血管拡張と血小板による血管閉塞が抑制され症状が改善したと考えられます。

このことからバイアグラは血管拡張作用と血小板凝集抑制作用があり、抗リン脂質抗体症候群の血栓形成による網状紫斑や皮膚潰瘍に効果があることが分かりました。またこれは同様の機序の他の血栓性疾患に対しても有効的である可能性が考えられます。例えば慢性動脈性硬化症(PDA)、深部静脈血栓症(DVT)などにも有効である可能性があり、バイアグラの投与が末梢循環不全の治療に効果的であるかもしれません。

バイアグラは開発途中にED改善作用がわかり、ED治療薬として世界で初めての適応をとりました。ただ元々狭心症や心不全など心血管系の薬剤として開発が勧められていたため、作用発現の機序からも上記のような効果が認められる可能性は高いと思われます。

ed治療薬はクリニックや病院で処方を(レビトラ処方・バルデナフィル)

バイアグラなどのED(勃起不全・イーディー)治療薬が発売された当初はとても危険な薬というイメージが強く、いまだにそのイメージを持たれている患者さんもいらっしゃいます。しかし近年の研究で、ED治療薬は血管機能全般の機能改善効果などが知られ、アンチエイジングの薬ともいわれるようになりました。ED改善効果だけではなく、心不全の治療薬として、その他血管系の治療薬として期待されています。実際にバイアグラの成分である「シルデナフィル」は肺動脈高血圧症の治療薬として認可され、シアリスの成分である「タダラフィル」は肺動脈高血圧症、前立腺肥大症で認可されており活躍の場を広げています。

しかし上記の論文のように安全性、有用性は知られてきましたがやはりそこは薬剤です。用法・用量や副作用など、また自身にあった薬剤の選択など安易に自己判断されることは危険です。

池袋・上野ユナイテッドクリニック東京各院の外来ではED治療薬の処方について医療機関(クリニック・病院)を受診することをお勧めします。当院では問診票ご記入後、医師の診察で適正な薬剤を選択し、素早く院内処方いたします。

なお、現在でも抗リン脂質抗体症候群の血栓メカニズムは完全には解明されていませんが、現在支持されている説は以下の通りです。

リン脂質に対する自己抗体が血小板を凝集させ、さらに血小板と血管内皮細胞を活性化させて凝固前段階状態(血管内物質が固まる寸前状態)を作り出しているとの説です。このプロセスを加速させるのが動脈硬化による血管損傷や、感染症、外傷、ギブス固定(今回の靴はこれに当たると考えられる)です。またレイノー現象の血管攣縮や靴ずれが血栓をさらに増悪させたと考えられます。

ED治療・早漏治療なら池袋ユナイテッドクリニックまで

ED治療・早漏治療のユナイテッドクリニック東京の各院ではED治療薬のバイアグラ処方レビトラ処方シアリス処方バイアグラジェネリック(シルデナフィル)処方、早漏治療薬のプリリジー処方、早漏防止薬のリドスプレー処方を東京最安値で出来るように目指しています。

当院ではED治療・早漏治療のご相談や治療薬の処方をいたしております。ED・男性更年期障害に効果がある亜鉛やビタミンB、マカ等の取り扱いもしており、様々な悩みに対応することができます。

思い悩む前にお気軽にご来院ください。ご相談のみでも構いません。

アクセス良好(池袋・上野・新橋・大宮・横浜)

池袋ユナイテッドクリニックはJR池袋駅北口を出てすぐ左側のビル「ニイミビル」の7階にあります。1階がお菓子のまちおか、プロミス、靴の修理屋さんになっており、靴の修理屋さんの横の入り口から中にお入りください。エレベーターも奥まったところにあり、人目につかず受診することができます。また西口からも徒歩0分で受診することが可能です。池袋は「東に西武、西に東武」です。お間違えの無いようご注意ください。

JR池袋駅 北口そば、西口徒歩0分
東武東上線 本線 (池袋駅) 徒歩0分
西武鉄道 池袋線 (池袋駅) 徒歩0分
東京メトロ 丸の内線 (池袋駅) 徒歩0分
東京メトロ 有楽町線 (池袋駅) 徒歩0分
東京メトロ 副都心線 (池袋駅) 徒歩0分

池袋ユナイテッドクリニックはJR線では山手線、埼京線、湘南新宿ライン等、東武東上線、、西武池袋線、東京メトロ丸の内線、有楽町線、副都心線などが乗り入れをするターミナル駅です。池袋ユナイテッドクリニックはアクセス良好でJR池袋駅をでて、すぐの立地です。雨の日も雨に濡れることなく受診できます。

池袋がある豊島区(池袋、大塚)、板橋区、足立区、練馬区、文京区、北区、新宿区、中野区、埼玉県(さいたま、所沢、浦和、川越、川口)、神奈川県(横浜・川崎)などにお住まい、お勤めの方は受診しやすいと思います。

また近隣にコインパーキングも多く、車での受診も可能です。ぜひご来院ください。

処方価格はお薬代のみ・プライバシーに配慮

ユナイテッドクリニック東京は初診料・再診料は無料で処方価格・購入費用はお薬代のみです。格安・激安・最安値で処方できるように努力いたします。またすべての院が駅近の立地でかつ、人目につかず、ご来院いただけるようにプライバシーの最大限の配慮を致しております。

池袋院・上野院・新橋院・大宮院・横浜院にお越しください。

ユナイテッドクリニック東京の各院ともターミナル駅近でアクセス良好です。

池袋院 JR池袋駅北口そば(20B出口横、ニイミビル7階)、西口徒歩0分
上野院 JR上野駅入谷口そば・御徒町駅徒歩4分(入谷口前の1階にサンクスが入った早稲田ビルヂング8階)
新橋院 JR新橋駅(銀座口)・東京メトロ銀座線新橋駅、徒歩0分(JR新橋駅・銀座口を直進、メトロ銀座線新橋駅2番口そば、1階にファミリーマートがあるリプロ新橋4階)
大宮院 JR大宮駅西口、徒歩0分(駅前陸橋を降りて3件目の山中ビル5階
横浜院 JR横浜駅・にし北口、西口徒歩3分 第7浅川ビル4階

また新橋駅には飛行機で東京へお越しの方、上野院・大宮院には新幹線で東京へお越しの方が大勢いらっしゃいます。ユナイテッドクリニック東京には池袋・新宿・渋谷・目黒・五反田・上野・御徒町・神田・秋葉原東京・有楽町・八重洲・銀座・品川等、東京はもちろん埼玉(さいたま・大宮・川口・浦和)、千葉(船橋・千葉・柏・松戸)、神奈川(横浜・関内・川崎)などから多くご来院されています。

PAGE TOP
タップで電話発信します
03-6907-1942
[月~土] 11:00~20:00 [日・祝] 10:00~17:00
アクセスのご案内
診療の流れ
ユナイテッドクリニック公式サイト
ユナイテッドクリニック新宿駅前院
渋谷ユナイテッドクリニック公式サイト
上野ユナイテッドクリニック公式サイト
新橋ユナイテッドクリニック公式サイト
横浜ユナイテッドクリニック公式サイト
大宮ユナイテッドクリニック公式サイト
大阪ユナイテッドクリニック公式サイト
博多ユナイテッドクリニック公式サイト